- モンゴルで使えるeSIMとは
- eSIMの使い方&購入&設定方法
- eSIMのよくある質問まとめ
岩の多い広大な大地と遊牧民文化で人気の「モンゴル」
中国とロシアに隣接する国で、国民の約4割が首都ウランバートルで生活を送っています。
今回は、モンゴル全土で利用できる「eSIM」の購入方法から設定方法まで、わかりやすくご紹介します。
eSIMは日本と同じようにスマホが使えて便利!
モンゴルで使える「Nomad SIM」
Nomad SIMとは、世界100ヵ国対応の国内企業が運営する格安SIMサービス。
プランは大きく2種類に分かれており、国内のみで使える最大100GBの物理SIMカードプランと、国内と海外で使えるeSIMプランがあります。
モンゴルeSIMプランは、日数別に4種類あります。
会員登録や解約が不要で、月額費用もかからず買い切り型となります。
テザリングも可能で、複数のデバイスで利用することが可能です。
eSIMの特徴
- 会員登録や解約不要で必要なときに利用できる
- スマホ1台あれば、レンタルWiFiなどが必要なく荷物と手間が減る
- 最大30日間利用できるため、短期にも長期にもおすすめ
- QRコードを読み込むだけで簡単に設定できる(約5分)
eSIMの対応機種
iOS | iPhone16シリーズ iPhone15シリーズ iPhone14シリーズ iPhone13シリーズ iPhone12シリーズ iPhoneSE(第2・3世代) iPhone11シリーズ iPhoneXSシリーズ iPhoneXR iPad(第7世代~) iPad mini(第5世代~) iPad Air(第3世代~) 11インチ iPad pro(第1世代~) 12.9インチ iPad pro(第3世代~) |
Android | GooglePixel7シリーズ GooglePixel6シリーズ GooglePixel5シリーズ GooglePixel4シリーズ AQUOS wish/wish2 AQUOS sense7 AQUOS zero6 AQUOS sense6 AQUOS sense4 lite Xperia 10Ⅲ Lite Xperia 5 Ⅳ Xperia 1Ⅳ/1Ⅴ OPPO A55s 5G OPPO Find X3 Pro OPPO Reno9 A OPPO Reno5 A OPPO A73 Galaxy S23/S23 Ultra Galaxy Z Flip4 Galaxy Z Fold4 Galaxy S21/S21+/S21 Ultra 5G Galaxy Note20/Note20 Ultra Redmi Note 10T Redmi Note 11 Pro 5G HUAWEI P40 HUAWEI P40 Pro5G HUAWEI Mate 40 Pro Rakuten Hand 5G |
eSIMに対応している機種はまだまだ限られています。
2018年以前に発売されたスマホは、eSIM非対応の可能性が高いです。
iPhoneの場合、2018年9月発売のXR/XSから対応しています。
Androidは、新しい機種でもeSIMに非対応のケースがあります。
eSIMを購入する前に自分の使っているスマホ・タブレットが対応しているか確認しとくのが安心です。
モンゴルのeSIM環境
eSIMとは、物理的なSIMカードに代わるデジタルSIMです。
スマホやタブレット、スマートウォッチなどのデバイスの中に組み込まれています。
モンゴルは3G/4Gが主流で、eSIMの普及も広がっています。
eSIMの通信回線は、モンゴルNo.2の通信キャリア「Unitel」
首都ウランバートルをはじめ、モンゴル全土で利用できます。
eSIMのメリット
- モンゴル到着後、すぐに使える
- 海外WiFiをレンタルする必要がない
- 価格もリーズナブルでコストを抑えられる
まず、海外旅行でeSIMを利用するメリットは持っているスマホやタブレットで使えるため、空港などでポケットWiFiをレンタルする必要がありません。
荷物が一つ減るので、紛失や盗難の心配もないのも高ポイント。
eSIMの利用者は徐々に増えており、eSIMの最大の利点は物理的なSIMカードを交換する手間が不要であることです。
また、QRコードを事前に読み込んどけば、モンゴルに到着後、すぐにネット接続ができるので安心です。
価格もレンタルWiFiと比べて、約半分の価格で使えるのも最大のメリット!
物理SIMと比べても、SIMの入れ替えもなく、廃棄も出ないのもポイントです。
またeSIMはテザリング対応で、自分のスマホからWiFiを飛ばせるので、モバイルWiFiのように使うこともできます
海外旅行でのeSIMの使用は、利便性、コスト効率、セキュリティ、環境保護の観点からも非常にメリットがあります。
eSIMのデメリット
- eSIMの搭載デバイス&提供会社が限られてる
eSIMのメリットは素晴らしいですが、デメリットもあります。
まず、eSIMを搭載してるスマホやタブレットのデバイスがまだまだ少ないことが挙げられます。
自分のスマホが対応してるか確認しとく必要があります。
Google検索等で「機種名 eSIM」と検索すれば、対応してるかわかると思います。
もし、わからない場合や不安なときは下からコメントをいただければお答えします。
また、eSIMを提供してる通信会社も少なく限られています。
前向きに考えると選択肢が少ないので、逆に選びやすいかもしれませんね!
eSIMプランの購入方法
WEBサイトでモンゴルのeSIMプランを選ぶ
モンゴルeSIMプランはデータ容量別に4種類。
3日間2,000円からとなっており、より日数が増えることで価格がお得になる仕組みとなっています。
3日間 | 2,000円 |
5日間 | 3,000円 |
7日間 | 4,000円 |
30日間 | 15,000円 |
データ容量は1日1GBまで速度制限なく使えます。
データ超過後も最大速度128Kbpsで利用可能です。
価格はすべて海外での利用のため非課税。
決済方法は、クレジットカード各種、Apple Pay、Google Payに対応しています。
人気のプランは「5日間/5GB」
購入後メールにQRコードが届く
- QRコード
- 領収書
購入後すぐにメールアドレスに上記が送られてきます。
出発前に設定することを推奨しています。
QRコードの有効期限は購入後から90日間です。
届いたQRコードをスクショor印刷しておく(スマホ1台のみの場合)
- QRコードをスクショして別のデバイスに移す
- PCやタブレットなどにQRコードを表示させてスマホで読み取る
- スマホしかない場合は自宅のプリンターやコンビニでQRコードを印刷して読み込む
- 友達や家族と一緒の場合、誰かにQRコードを送り、読み込ませてもらうのもあり
デバイスが2台ある場合は問題ありませんが、1つしかない場合はQRコードを読み込めないので、自宅のプリンターやコンビニで印刷してQRコードを読み取る必要があります。
eSIMプランの設定方法
- 出発前にスマホ等でQRコードを読み込む
- モンゴルに到着後、モバイルデータ通信を切り替える
- データローミングをオンにすることで通信開始
国内でデータローミングをオンにしてもアクティベートはオンにならず、日数やデータは消費されないのでご安心ください。
モンゴルで通信開始してから日数が消費されますので、事前にQRコードを読み込んどくことがオススメです。
iPhone(iPad)をお使いの方
「設定」を開いてeSIMを追加する
QRコードを読み込んでインストール
eSIMをアクティベートする
インストールしたeSIMの名称を変更できます。
ここでは「モバイルデータ通信」にします。
モンゴルに行くまでは主回線を選択
国内にいる場合は、先ほどインストールしたeSIMに選択せず、今までの主回線のままでOKです。
モンゴルに着いたら「モバイル通信」をeSIMに変更
eSIMを選択後データローミングをオンにして完了
Androidをお使いの方
設定から「ネットワークとインターネット」 →「SIM」をタップ
機種やOSのバージョンによって、変わる場合があります
「SIMをダウンロードしますか?」をタップして次へ
QR コードを読み取る
「ダウンロード」をタップして完了まで待ちます
「BillionConnect」の表記は国や通信事業者によって異なる場合があります。ダウンロード完了までしばらく待ちます。
ダウンロードが完了したら設定をタップ
国内にいる場合は「SIMを使用」をオフのままでOK。
到着したら利用開始設定
モンゴルに着いたら「SIMを使用」をオンにして利用開始です。
それでも使用できない場合は、データローミングをオンにしてください。
モバイルデータ通信としてすでに他のSIMを使っている場合は切り替えてご利用ください。
公式サイトでも解説していますので、参考にしてください。
気をつけていってらっしゃいませ!
eSIMプランのQ&A
- QRコードの読み取りは一回のみですか?
同じデバイスなら10回まで再読み取り&再設定が可能です。
- 対応デバイスを教えてください。
eSIMを搭載したスマホやタブレット、PCで利用することが可能です。
詳しくは、上記の対応機種を確認、もしくはこちらを参照ください。
- 設定方法がわかりません。
iOS・Androidの設定方法はこちらを参照ください。
- データを追加することはできますか?
可能です。
買切りのため、リチャージ機能はありませんが追加で購入後、QRコードを読み込んでeSIMを追加してご利用ください。
- eSIMと物理SIMカードの違いは何ですか?
物理SIMカードは取り外し可能な小さなチップで、eSIMはデバイスに組み込まれた非取り外し可能なチップです。
eSIMは遠隔でプロファイルをダウンロードできるため、物理SIMカードを交換する必要がありません。
- eSIMを使用すると料金が高くなりますか?
eSIM自体による料金の増加はありません。
料金は選択したモバイルキャリアとデータプランに依存します。