シンガポールにおすすめの海外eSIM3選!選び方から注意点までわかりやすく解説
先進的な大都市として成長しているシンガポール旅行やビジネス出張時には、インターネット接続は必要不可欠です。
しかし、SIMカードや海外Wi-Fiは返却の手間や荷物が増えるのが難点ですよね。
そこでおすすめなのが、シンガポールで利用できる「海外eSIM」です。
スマホ1台で簡単にシンガポールの大手通信キャリア回線が使えるため、シンガポール全土で快適に使えます!
今回は、そんなシンガポールで使える海外eSIMをピックアップして3つわかりやすくご紹介します。
旅行、出張、長期の留学など、さまざまなシーンにおすすめです。
選び方から注意点まで解説していますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
eSIMなら日本と同じようにシンガポールでスマホが使えて便利すぎる!
シンガポールにおすすめの海外eSIM3選
① Nomad SIM:アプリも会員登録も不要で即利用できる
Nomad SIMは、シンガポールをはじめ世界各国で利用できるeSIMサービスです。
特に「簡単で手間がかからない」という利便性で旅行者からの支持を集めています。
Nomad SIMの最大の魅力は、アプリや会員登録が不要で、購入後すぐに使える点。
QRコードでeSIMをダウンロードするだけで利用できます。
プランは、データ別に4種類を展開。
データが増えるたびにお得な価格設定となっています。
通信回線は、シンガポールの大手通信キャリア「SIMBA」
データ超過後も低速無制限で利用可能です。
また、QRの読み取りを失敗しても最大10回まで設定のやり直しができます。
シンガポール旅行や出張でシンプルにサクッと使いたい方や、スマホにあまり詳しくない方にもおすすめの海外eSIMです。
会員登録不要ですぐに使える!
日本企業が運営する海外eSIM
人気のプランは「5GB/30日」
Nomad SIMの価格表
データ | 日数 | 価格 |
3GB | 30日 | 1,500円 |
5GB | 30日 | 2,500円 |
10GB | 30日 | 3,500円 |
20GB | 30日 | 5,000円 |
Nomad SIMの設定方法はこちらで紹介しています。
② World eSIM:大手が運営する海外eSIM
次に紹介するのは、海外Wi-Fiで有名なグローバルWiFiを運営してるワールドeSIMです。
最大の魅力はなんといっても、東証一部上場の日本企業が運営してるため、サポート体制が整っていて安心感があるところ!
eSIMを利用するには、会員登録が必要です。
通信回線は、「Singtel」と「StarHub」の両方に対応していて、場所や時間によって切り替わります。
プランは、日数別に5種類あります。
データが少ないプランはリーズナブルな価格なので、シンガポール旅行であまりネットしない方に最適です。
価格は割高ですが、信頼性の高い通信手段を提供してるので、初めてシンガポール旅行する方におすすめの海外eSIMです。
東証一部上場企業の海外eSIM
手厚いサポート体制
人気のプランは「5日/無制限」
World eSIMの価格表
日数 | データ | 価格 |
3日 | 無制限 | 2,950円 |
5日 | 無制限 | 4,650円 |
7日 | 無制限 | 5,950円 |
10日 | 無制限 | 8,250円 |
15日 | 無制限 | 11,980円 |
③ Airalo:頻繁に行くならアプリが便利
最後に紹介するのは、外資企業が運営する海外eSIMサービス「Airalo」
最大の魅力は、世界200カ国対応で多彩なプランがあることです。
Airaloを利用するには、専用アプリをスマホにダウンロードし、登録を行う必要があります。
ただ一度登録すれば、アプリ内で購入から設定まで出来るので、シンガポールなど海外旅行をよくする方にとてもおすすめのサービスです。
シンガポールのeSIMプランは、データ容量別に6種類あります。
通信回線はシンガポール最大手の「Singtel」
1GBと2GB以外は最大30日間利用できます。
ドル表記ですが、サイト&アプリは日本語に対応しています。
シンガポール旅行や出張で、時間を効率的に使いながらストレスなくネットを利用したい方に、おすすめの海外eSIMです。
世界200カ国対応
専用アプリが見やすく使いやすい
人気のプランは「3GB/30日」
Airaloの価格表
データ容量 | 日数 | 価格 |
1GB | 7日 | $4.5(約700円) |
2GB | 15日 | $6.5(約1,000円) |
3GB | 30日 | $8.5(約1,300円) |
5GB | 30日 | $11.5(約1,700円) |
10GB | 30日 | $18(約2,700円) |
20GB | 30日 | $26(約3,900円) |
eSIM購入から利用するまでの流れ
スマホが対応機種か確認する
購入する前に使っているスマホがeSIMに対応している機種か確認してください。
また、SIMロックがかかっている端末は利用できません。
SIMロックさせている場合は、通信会社に連絡して解除してもらいましょう。
eSIMを購入する
WebサイトやアプリからeSIMプランを選び購入します。
QRコードを読み取り設定する
購入後、登録したメールアドレスにQRコードが送られてきます。
発行されたQRコードを印刷、もしくはほかの端末で表示させ、スマホで読み取り登録します。
ネット環境が必須なので、WiFiが整っている渡航前に設定するのがおすすめです。
現地到着後したらeSIM回線に切り替える
シンガポールに到着したら日本で使っていた回線をオフにして、読み取りしたeSIMの回線に切り替えます
機内モードを解除したタイミングで、シンガポールのモバイル回線がすぐに使えるようになります
日本に帰国後に元の回線に戻す
シンガポールから日本に帰国したら、設定画面から日本の回線に戻します。
切り替え完了したら、eSIMは返却や解約の手続きがいらないので、eSIMはそのまま削除して問題ありません。
eSIMを利用する上で注意すること
eSIM対応のスマホか確認する
シンガポールeSIMを使う場合、スマホがeSIMに対応してるのか確認する必要があります。
最近のスマホは基本的にeSIM搭載していますが、機種によって使えないことがあります。
またスマホ以外にも、タブレットやPCでもeSIM搭載してる場合は同じく利用可能です。
対応端末の詳細は別記事で紹介していますので、こちらをご参照ください。
「機種 eSIM」と検索すると自分のスマホがeSIMが使えるか確認できます。
SIMロック解除済みか確認する
スマホにSIMロックがかかっていると、eSIMを使用できません。
SIMロックとは特定の通信事業者のSIMのみ利用できるようにするためロックがかかっていることを指します。
2021年9月末以前に購入したスマホはSIMロックがかかっている可能性が高いです。
以下の方法で、SIMロック解除済みなのか確認できますので、参考にしてください。
設定アプリを開いて、一般の項目をタップ
一般項目の情報をタップ
SIMロックの項目から「SIMロックなし」とあれば、SIMロック解除済み
設定から一般を開く
情報をタップして、ページ中部の「SIMロック欄」を確認
SIMロック欄に「SIMロックなし」とあれば、SIMロック解除済み
安定した通信環境でQRを読み取る
eSIMの開通手続きにはインターネット環境が必要です。
前述した通り、eSIMを利用するためにはQRコードを読み込んだあと、オンラインでの設定が必須のため、通信環境がないと手続きができません。
シンガポールの空港にWi-Fiがあるので、現地で開通手続きを行えますが、空港などのフリーWi-Fiは電波が弱かったり、うまく繋がらない場合があったりと、現地ですぐに使えないと何かと不便です。
自宅で事前に設定したり、出発前に準備しとくのが無難です!
一度スマホに設定したeSIMは他の端末で使えない
スマホに一度登録したeSIMは、他のスマホでは使用できません。
SIMカードの場合は、差し替えればどの端末でも使用することができますが、eSIMは端末にSIM情報が書き込まれるので、一度使用したQRコードは他に端末では使えなくなります。
万が一複数人でデータ通信を利用したい場合は、それぞれでeSIMを契約するか、海外対応のいレンタルWi-Fiという手もあります。
レンタルWi-Fiは1人や2人で使う場合は割高ですが、3人以上でシェアして使う場合はeSIMを契約するより安く済みます。
複数人でシェアする場合は、海外Wi-Fiをレンタルする方がお得!
eSIMのよくある質問集
シンガポールの通信キャリアは何があるの?
シンガポールの通信回線は、三大キャリアと呼ばれる「Singtel」「StarHub」「M1」があります。
Singtel
シンガポール最大手の通信キャリアで、広範囲で安定したネットワークを展開。
StarHub
シェア率2位の通信キャリア。家族や友人とシェアできるプランが充実。
M1
シンガポール国内でコストパフォーマンスが良いプランを提供。新しい5Gを積極的に展開。
ワーホリや留学中に主要都市部のみで生活するのであれば、あまり変わりませんが、郊外まで行かれる方はキャリア選びは重要です。
eSIMの回線では主に、SingtelとStarHubがよく使われています。
シンガポール3泊5日のおすすめのeSIMを教えてください
3泊5日のシンガポール旅行なら最低でも5日間使えるeSIMプランが無難です。
データ容量は1日1GB確保で、5GB容量のデータがあれば足りるかと思います。
複数人でシェアする場合は、10GB〜無制限使えるプランがおすすめです!
5日間使えるeSIMプラン
5GB以上のeSIMプラン
レンタルで使える海外WiFiと何がちがうの?
海外eSIMとレンタルで使える海外ポケットWi-Fiとの違いは、以下の通りです。
01 購入後すぐに使える
02 価格が安価
03 スマホがあればOK
04 返却する必要がない
05 複数人でシェアできる
06 利用には設定が必要
01 レンタルする必要がある
02 価格が割高
03 荷物が増える
04 返却必須
05 複数人でシェアできる
06 電源を入れるだけで使える
日本企業にするか、それとも海外企業か
基本的にeSIMを利用するさいはサポートが充実してる日本企業がおすすめです。
海外企業の場合、何かトラブルでお問い合わせした際に日本語が不十分だったり、そもそも英語しか受け付けていない場合があります。
そもそも海外企業は返信こないこともザラです。
シンガポールでLINEやYouTubeは使える?
日本と同じように利用することができます。
ただし、Netflixなど一部のサービスが利用できない可能性があります。
eSIMならシンガポールに着いてすぐにLINEが使えます!
QRコードがエラーで読み取れない
QRコードの読み取りに失敗してしまう場合は以下の2点が考えられます。
スマホがeSIMに対応していない
ネットに接続できてない、通信環境が不安定
eSIMサービス提供社によって、失敗しても何回でもQRコードを読み取れますので、上記を確認して再度設定してみてください。
eSIMが使えない場合、今までの傾向的に端末が原因があります。落ち着いて手順を見直してみてください。
シンガポールでいつeSIMを設定すればいいですか?
シンガポールに着いてからももちろん出来ますが、トラブル防止のために事前に設定しとくのがおすすめです。
できれば、出発前日〜1週間前ぐらいに行うのがベストです。
eSIMを設定しても、日本にいる限り通信開始はされないので安心してください。
データローミングをオンにしても日本ではネットに繋がりません。
シンガポール初日からeSIMのことで悩みたくないですよね
シンガポール旅行中にいきなり止まったりしませんか?
最近のeSIMは、購入したデータ容量を使っても、制限がかかりますが低速でインターネットに接続可能です。
さすがにYouTubeなどの動画を閲覧するのは厳しいですが、LINEやSNSを使う分には問題ありません。
どうしても不安な場合は、余分の多くのデータ容量のeSIMプランを購入するのがいいかと思います。
低速になってしまってストレスかかる場合は、費用はかかりますが再度eSIMプランを購入してしまうのが無難です。
シンガポールeSIMのまとめ
シンガポールで使える海外eSIMの選び方から注意点、よくある質問について解説しました。
シンガポールへ行かれる際は上記3つから選ぶのがおすすめです!
それでは、シンガポールへ気をつけて行ってらっしゃいませ!
海外eSIMの設定方法はこちらの記事を参考にしてください。