- オーストラリアで使えるeSIMとは?
- eSIMの使い方&設定方法
- eSIMのよくある質問まとめ
広大な土地と美しい自然に溢れる、海外旅行者にとって魅力的な「オーストラリア」
今回は、オーストラリアの通信環境や「eSIM」の使い方、設定方法についてご紹介します。
もう海外WiFiは必要ありません!
オーストラリアで使える「Nomad SIM」
Nomad SIMとは、国内企業が運営する格安SIMサービス。
プランは大きく2種類に分かれており、国内向けの最大100GB利用できるサブスク型SIMプランと、世界100ヵ国以上で使える買い切り型eSIMプランがあります。
オーストラリア向けのeSIMプランは人気で幅広いユーザーが利用しています。
会員登録や解約が不要で、月額費用もかからず買い切り型となります。
テザリングも可能で、複数のデバイスで利用することが可能です。
eSIMの特徴
- 会員登録や解約不要で必要なときに利用できる
- スマホ1台あれば、レンタルWiFiなどが必要なく荷物と手間が減る
- 最大30日間利用できるため、ゆとりがある(データ超過後も最大128Kbpsで通信可能)
- QRコードを読み込むだけで簡単に設定できる(5分以内)
オーストラリアの通信環境
まず、オーストラリアは広大な国土を持ちながら、人口密度が低いのが特徴です。
このため、都市部では高速で安定したインターネット接続が可能ですが、地方や僻地では接続速度や安定性に差があります。
特に、シドニーやメルボルンなどの大都市では、インターネットのスピードや品質は世界的な水準に達しています。
一方、地方や離島部では、インフラの整備が遅れている場合があり、インターネットの速度や接続の安定性に課題が残る場所もあります。
オーストラリア政府は、これらの地域に対しても高速インターネットの普及を目指しており、国家プロジェクトとして取り組んでいるようです。
結論として、オーストラリアのインターネット環境は、都市部では高度で安定しているものの、地方ではまだ改善の余地があると言えます。
eSIMは使える?
eSIMは「Embedded SIM」の略で、従来の物理的なSIMカードに代わるデジタルSIMのことです。
オーストラリアでは、このeSIM技術が注目され、普及が進んでいます。
オーストラリアの主要な通信事業者は、eSIMに対応したプランを提供しています。
これにより、利用者はスマホやタブレット、ウェアラブルデバイスなどで、より柔軟に通信サービスを利用できるようになりました。
特に旅行者やビジネスユーザーにとっては、複数の国や地域での通信が容易になるため、大きなメリットですね!
eSIMの最大の利点は、物理的なSIMカードを交換する手間が不要であることです。
eSIMに対応したスマホやタブレットでQRコードを読み込むだけと設定がとても簡単!
ただし、eSIMを利用するにはいくつかの注意点があります。
最近のiPhoneやAndroidの一部モデルはeSIMに対応していますが、すべてのモデルがこの機能を持っているわけではありません。
利用を検討してる場合は、eSIMが対応しているのか確認しとくのがおすすめです。
eSIMプランの購入方法
オーストラリアのeSIMプランを選ぶ
オーストラリアのeSIMプランはデータ容量別に3種類。
5GB / 30日間 | 3,600円 |
10GB / 30日間 | 5,800円 |
20GB / 30日間 | 9,200円 |
利用できる日数は、30日間使えるので、短期でも長期の旅行でも安心です。
データ超過後も最大速度128Kbpsで利用可能。
Nomad SIMのオーストラリアeSIMプランは、切り替えずにニュージーランドでもそのまま使えます。
価格はすべて海外での利用のため非課税。
購入はクレジットカード、Apple Pay、Google Payに対応しています。
1番人気のプランは「5GB/30日」
購入後メールにQRコードが届く
- QRコード
- 領収書
購入後すぐにメールアドレスに上記が送られてきます。
旅行前に設定することを推奨しています。
QRコードの有効期限は購入後から90日間です。
届いたQRコードをスクショor印刷しておく(スマホ1台のみの場合)
- QRコードをスクショして別のデバイスに移す
- PCやタブレットなどにQRコードを表示させてスマホで読み取る
- スマホしかない場合は自宅のプリンターやコンビニでQRコードを印刷して読み込む
- 友達や家族と一緒の場合、誰かにQRコードを送り、読み込ませてもらうのもあり
デバイスが2台ある場合は問題ありませんが、1つしかない場合はQRコードを読み込めないので、自宅のプリンターやコンビニで印刷してQRコードを読み取る必要があります。
eSIMプランの設定方法
- 旅行前にスマホ等でQRコードを読み込む
- オーストラリアに到着後、モバイルデータ通信を切り替える
- データローミングをオンにすることで通信開始
国内でデータローミングをオンにしてもアクティベートはオンにならず、日数やデータは消費されないのでご安心ください。
オーストラリアで通信開始してから日数が消費されますので、事前にQRコードを読み込んどくことがオススメです。
iPhoneの「設定」からeSIMを追加する
「設定」から「モバイル通信」を開いて「eSIMを追加」をクリック!
QRコードを読み取り、eSIMをインストール
QRコードを読み取る際はデバイスがWiFiなどネットに繋がってることが必須です。WiFiではなく、4Gや5Gでも問題ありません。
eSIMをアクティベートする
手順に沿って操作してください。
インストールしたeSIMの名称を変更できます。
ここではeSIMの名称は「モバイルデータ通信」にします。
韓国に行くまでは主回線を選択
国内にいる場合は、先ほどインストールしたeSIMは選択せず、現在使用してる主回線のままでOKです。
韓国に着いたら「モバイル通信」をeSIMに変更
韓国に着いたらiPhoneの「設定」から「モバイルデータ通信」を開いて、QRkコードでインストールした「eSIM」の回線を選択。 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」のオプションをオフのままでOKです。
eSIM選択後、データローミングをオンにして完了
eSIMに設定後、データローミングをオンにすることで通信開始となります。
公式サイトでも解説していますので、参考にしてください。
気をつけて行ってらっしゃいませ!
eSIMプランのQ&A
- 対応デバイスを教えてください。
eSIMを搭載したスマホやタブレット、PCで利用することが可能です。
詳しくはこちらを参照ください。
- 何GBあれば足りますか?
宿泊するホテルのWiFiがあれば、5GBあれば十分かと思います。
10GBだと余裕があり、長期間やたくさん使う方は20GBを推奨しています。
- 設定方法がわかりません。
iOS・Androidの設定方法はこちらを参照ください。
- データを追加することはできますか?
可能です。
買切りのため、リチャージ機能はありませんが追加で購入後、QRコードを読み込んでeSIMを追加してご利用ください。
- eSIMと物理SIMカードの違いは何ですか?
物理SIMカードは取り外し可能な小さなチップで、eSIMはデバイスに組み込まれた非取り外し可能なチップです。
eSIMは遠隔でプロファイルをダウンロードできるため、物理SIMカードを交換する必要がありません。
- eSIMを使用すると料金が高くなりますか?
eSIM自体による料金の増加はありません。
料金は選択したモバイルキャリアとデータプランに依存します。