無制限の格安SIM5選|ギガ放題のおすすめはこれで決まり!

月額料金を抑えながらスマホを使いたい方に人気の「格安SIM」
なかでも「使い放題」や「無制限」などのキーワードに魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、無制限といっても実は隠された速度制限があったり、時間や容量に応じて制約があったりなど、完全に無制限で使うことができないプランも数多く存在します。
無制限の格安SIMを比較する際は、通信速度・データ容量・利用時間帯・契約条件・eSIM対応の有無など、ご自身の利用スタイルにあった要素を総合的に見極めることが大切です。
本記事では、格安SIMのプランを比較しながら、後悔しない選び方をわかりやすく解説します。
失敗しない格安SIMの選び方|本当に使い放題?

「使い放題」といわれる格安SIMでも、実際には速度制限が隠されているケースやもろもろの条件付きのケースも珍しくありません。
契約してから後悔しないためには、通信速度・利用時間帯・契約期間・eSIM対応などを総合的に比較することが大切です。
ご自身の用途や利用スタイルにあう最適な格安SIMを見つけ出しましょう。
「無制限」の定義をしっかり確認しよう
格安SIMの「使い放題」や「上限なし」といった言葉は魅力的に聞こえますが、実際は時間などによって速度制限がついたり、細かな利用条件があったりするケースも少なくありません。
格安SIM | 無制限の内容 |
楽天モバイル | 上限なくデータが可能(利用したデータに応じて月額料金が変動) 極端な負荷時に制御される可能性あり |
mineo | 「パケット放題 Plus」(月額385円)の利用で、最大1.5Mbpsの回線を使い放題 3日間で10GB以上の利用時に速度制限の可能性がある |
povo | 24時間使い放題トッピング(330円) 利用期間の終了後は再度購入が必要 |
ahamo | 「大盛りオプション」で最大110GBまで利用可能 高速通信は110GBまでしか使えない |
Nomad SIM | 最大100GBと大容量 3日間制限や1日制限などもなし |
たとえば、楽天モバイルは混雑時などに一時的な速度制御が行われる可能性があり、mineoは速度制限付きで無制限といった形で、格安SIMによって無制限の定義はさまざまです。
「無制限=常時高速で使い放題」というわけではないので、料金プランの詳細を確認して通信速度や時間帯など、どの項目に制限があるかを見極めましょう。
用途にあわせた通信速度の選び方
格安SIMは、ご自身の用途にあった通信速度で選ぶのがおすすめです。
格安SIM | おすすめプラン |
動画視聴・オンライン会議 | ahamo大盛り、楽天モバイル、Nomad SIM |
SNS・Web・音楽ストリーミング | mineo |
一時的な作業時など | povo(24時間トッピング) |
動画やゲーム、テザリング中心のユーザーなら、無制限で使える楽天モバイル、大容量のahamoやNomad SIMなどが向いています。
一方、Web閲覧やSNSが中心でそこまでの通信速度を必要としない場合は、ご自身で容量をカスタムしながら料金を節約できるpovoなどがおすすめです。
契約期間や解約条件をチェックする
格安SIMを選ぶ際は、月額料金やデータ容量だけでなく、契約期間の有無や解約時の条件もしっかり確認することが大切です。
格安SIM | 契約期間 | 解約金(税込) | 注意点 |
楽天モバイル | 実質1年 | 最大1,078円 | 1年未満の解約で解除料の可能性あり |
ahamo | 実質1年 | 最大1,100円 | 1年未満の解約で解除料の可能性あり |
mineo | なし | なし | – |
povo | なし | なし | 180日間の有料トッピングなしで自動停止の可能性あり |
Nomad SIM | なし | なし | – |
近年は契約期間の縛りや違約金のないプランが主流ですが、楽天モバイルやahamoのように、1年以内の短期解約で解約金が発生する場合もあります。
一方、povoやNomad SIMのように最低利用期間や解約金が一切ないサービスも登場しているため、ご自身の好みにあわせて格安SIMをお選びください。
eSIM・SIMフリー端末の対応状況も確認
利用しているスマホがeSIMに対応しているなら、即日で開通するのでおすすめです。
格安SIM | eSIM対応 | eSIMの利用開始まで |
楽天モバイル | ○ | 即日開通可能(eKYC) |
povo | ○ | 最短数時間 |
ahamo | ○ | 最短当日 |
mineo | ○ ※eSIM発行料あり(440円) | 最短当日 |
Nomad SIM | ○ | 即時開通対応 (購入後のQRコードから利用開始) |
eSIMは物理SIMと違って手間も少なく、今後乗り換える際などにも便利な機能です。
一部の格安SIMでは、物理SIM・eSIMともに発行料がかかる可能性があるため、他の格安SIMと比較しつつ選んでください。
無制限の格安SIMおすすめ5選!
楽天モバイル|ギガ放題の最強プランを提供

- 従量制プランで自分にあったデータ通信量に
- 楽天ポイントで月額料金の支払いが可能
- 国内・海外での通話・通信もオプションでカバー
「楽天モバイル」は、従量制プランを採用し、データ使用量に応じて月額料金が変動するため、無駄なく利用できます。
最安値1,078円(税込)から利用でき、特に、20GB〜無制限のプランが3,278円(税込)で提供されていて、データ量を気にせず使えるプランが最大の魅力です。
また、通信回線は楽天回線とau回線を自動で切り替えてくれるため、エリアによって通信が不安定になる心配もありません。
さらに、楽天ポイントを利用して月額料金の支払いができるので、楽天ユーザーはよりお得に利用できます。
月々のデータ容量を気にせずにスマホを使いたい方におすすめのサービスです。
楽天モバイルのスペック表
月額料金(税込) | 3GBまで:1,078円 3GB〜20GBまで:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 ※通信量に応じて自動的に料金が変動 |
通信回線 | 楽天回線:5Gミリ波/5G Sub6/4G LTE au回線(パートナー回線):4G LTE ※エリアによって自動的に変更 |
オプション(税込) | 15分(標準)通話かけ放題:1,100円 データチャージ(海外ローミング):550円/1GB 留守番電話:330円 選べる電話番号サービス:1,100円 あんしんコントロール by i-フィルター:330円 |
事務手数料(税込) | 0円 |
契約期間 | 基本なし ※短期間(1年以内)で解約の場合、契約解除料発生の可能性あり |
違約金(解除料金) | 基本なし ※短期間(1年以内)で解約の場合、契約解除料発生の可能性あり |
支払い方法 | クレジットカード、デビットカード、口座振替(月額料金のみ)、代金引換(端末代金のみ) |
povo|330円で24時間データ使い放題

- 基本料金0円でスタート可能
- 必要な分だけデータ容量を選べるトッピング方式
- eSIM対応で即日開通もスムーズ
「povo」は、月額料金が設定されておらず、必要に応じてデータを購入する「トッピング」制を導入した新しいスタイルの格安SIMです。
1GBから150GBまで、幅広いデータ容量のトッピングを用意しています。
なかでも330円(税込)で24時間データ通信が使い放題となるスポット型のプランは、旅行や出張、急なリモート作業など一時的な大量通信にぴったり。
さらに、契約期間の縛りや解約金が一切なく、使いたいときに使いたい分だけ支払う形なので、ライトユーザーはもちろん、サブ回線としても非常におすすめです。
povoのスペック表
月額料金(税込) | 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(90日間):6,490円 150GB(180日間):12,980円 など |
通信回線 | au回線:5G/4G LTE |
オプション(税込) | データ使い放題(24時間):330円 5分以内通話かけ放題:550円/月 通話かけ放題:1,650円/月 など |
事務手数料(税込) | 0円 ※同一名義で累計6回線目以降、3,850円/回線の契約事務手数料が発生 |
契約期間 | なし |
違約金(解除料金) | なし |
支払い方法 | クレジットカード、あと払い(Paidy) |
mineo(マイネオ)|オプションで無制限に可能

- パケット放題 Plusで使いたい放題
- ドコモ・au・ソフトバンク全キャリア回線に対応
- 余ったデータを他人にシェア・ギフトできる独自機能
「mineo」は、ユーザーの使い方に応じて「マイピタ(高速通信)」と「マイそく(低速無制限)」の2タイプから選べる柔軟性のある格安SIMです。
月額385円(税込)の「パケット放題 Plus」を利用することでいつでも最大1.5Mbpsの通信が使い放題になり、さらにマイピタ10GB以上を契約していれば、月額料が無料になります。
Web閲覧やSNS、標準画質の動画視聴も快適に楽しめるため、日常利用には十分なデータ通信量です。
また、余ったデータを他人にシェア・ギフトできる独自機能や、ドコモ・au・ソフトバンクすべての回線に対応している点も嬉しいポイント。
契約期間の縛りや違約金もないため、気軽に契約できる格安SIMです。
mineoのスペック表
月額料金(税込) | マイピタ1GB:1,298円 マイピタ5GB:1,518円 マイピタ10GB:1,958円 マイピタ20GB:2,178円 マイピタ50GB:2,948円 マイそく プレミアム(最大5Mbps):2,200円 スタンダード(最大1.5Mbps):990円 ライト(最大300kbps):660円 スーパーライト(最大32kbps):250円 24時間データ使い放題 198円/回 |
通信回線 | Aプラン(au回線) Dプラン(ドコモ回線) Sプラン(ソフトバンク回線) |
オプション | パケット放題 Plus:385円/月 時間無制限かけ放題:1,210円/月 10分かけ放題:550円/月 |
事務手数料(税込) | 初期費用:3,740円(SIMカード/eSIM発行料含む) プラン変更:3,740円(SIMカード/eSIM発行料含む) |
契約期間 | なし |
違約金(解除料金) | 0円 |
支払い方法 | クレジットカード ※eo光の利用者のみ口座振替も選択可能 |
ahamo|月110GB&最大1Mbpsで実質使い放題

- シンプルで分かりやすい料金体系
- ドコモ品質の高速回線が利用可能
- 実店舗も多く対面でのサービスもあり
「ahamo」は、NTTドコモの高品質な4G/5G回線を基本料金2,970円(税込)で30GB使える格安SIMです。
仕事やゲームなど、30GBで足りない方には、基本料金に「大盛りオプション」の80GBを追加することで、計4,950円(税込)で110GBまでのデータ通信を利用できます。
最大1Mbpsと日常使いには快適な速度で、テザリングなどを利用する方でも安心の大容量プランです。
契約期間の縛りや解約金は基本なしで、コストと信頼性を両立したいユーザーにぴったりと言えるでしょう。
ahamoのスペック表
月額料金(税込) | 基本料金:2,970円(30GB) ahamo大盛り:4,950円(110GB) |
通信回線 | NTTドコモ:4G/5G回線 |
オプション(税込) | データ追加:1GBごとに550円 smartあんしん補償:330円〜1,100円(月額) ケータイ補償サービス:363円〜1,100円 AppleCare+/AppleCare+盗難・紛失プラン:機種によって変動 |
事務手数料(税込) | 0円 |
契約期間 | なし |
違約金(解除料金) | なし ※短期解約で契約解除料の可能性あり |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
Nomad SIM|サブ回線に最適な格安SIM

- 大容量でも低価格なプラン設定
- 契約期間の縛りなし&1ヶ月から利用可能
- SIMフリー端末・eSIMにも対応し柔軟性抜群
「Nomad SIM」は、国内で利用可能な50GBプランと100GBプランに加え、世界170か国以上で利用できる格安eSIMサービスを手掛けています。
Nomad SIMは、ソフトバンクのプラチナバンド回線を割安な料金で利用できる点が最大の魅力です。
1日3GBや3日10GBなどの一時的な速度制限は一切なしで、最低利用期間や契約期間などの縛りもありません。
さらに、平日12時までのお申し込みで最短当日のスピード発送にも対応しています。
SIMフリーデバイス全般に対応しているので、スマホやタブレットはもちろん、モバイルルーターやノートパソコンなど、さまざまな通信機器でご利用いただけます。
Nomad SIMのスペック表
月額料金(税込) | 50GBプラン:3,520円 100GBプラン:4,620円 |
通信回線 | ソフトバンク |
オプション | – |
事務手数料(税込) | 2,200円 |
契約期間 | – |
違約金(解除料金) | – |
支払い方法 | クレジットカード |
格安SIMの申し込み方法
申し込みに必要なものを揃える
格安SIMに申し込む際は以下の持ち物が必要です。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- クレジットカード(一部の格安SIMは口座振替に対応)
- MNP予約番号(契約中のキャリアから発行)
- スマートフォン(SIMロック解除が必要な場合も)
MNP予約番号を取得する
いまの電話番号のまま格安SIMに乗り換えるには「MNP予約番号」が必要です。
MNP予約番号は、契約中のキャリアで発行してもらえます。
MNP予約番号には、取得日を含む15日間の有効期限があるので、取得後ははやめに格安SIMへお申し込みください。

くわしくは後述しますが、「MNPワンストップ方式」に対応している格安SIMなら、MNP予約番号を取得せずに申し込めます!
格安SIMの公式サイトから申し込みを行う
必要な持ち物がそろったら、格安SIMの公式サイトから申し込みを行います。
どの格安SIMにするか迷った方は、以下の5社から選ぶのがおすすめです。
- 楽天モバイル:無制限プランが3,278円(税込)の安さ!
- povo:必要な分だけデータ量をトッピングできる!
- mineo:通信速度が異なる複数の無制限プランから選択可能!
- ahamo:月額2,970円(税込)で30GBまで使える!
- Nomad SIM:50GBと100GBプランがリーズナブル!
SIMカードが到着したらAPN設定を行う
格安SIMの申し込み後、SIMカードが届いたら初期設定(APN設定)を行います。
iPhoneは「プロファイル」をインストール、Androidは最初から端末にAPN設定がインストール済みの場合があります。

場合によってはご自身でAPN設定を入力する必要があるので、くわしくは設定マニュアルでご確認ください!
一部の格安SIMは「MNPワンストップ方式」に対応
MNPワンストップ方式とは、電話番号を引き継いで乗り換え(番号ポータビリティ)をするために必要な「MNP予約番号」が不要になる仕組みです。
申し込む先の格安SIMがMNPワンストップ方式に対応していれば、MNP予約番号を取得せずに手軽に格安SIMへ乗り換えられます。
- NTTドコモ(「ahamo」を含む)
- KDDI(「povo」を含む)
- UQモバイル
- ソフトバンク
- ワイモバイル
- LINEMO
- 楽天モバイル
- 日本通信SIM
- mineo
- IIJmio
- NUROモバイル
- イオンモバイル
- BIGLOBEモバイル
- J:COM MOBILE
- HISモバイル
- KABU&モバイル
- NifMo など

ちなみに、「Nomad SIM」はデータ通信専用サービスなので、MNP予約番号を取得する必要はありません!
格安SIMに乗り換える際の注意点
格安SIMに乗り換える際は、以下の注意点に気をつけましょう。
- 解約金や契約解除料に注意
- MNP予約番号の有効期限を確認
- 対応機種の確認
- 通信速度やエリアの確認
- サポート体制の確認
格安SIMに乗り換える際は、現在の契約内容をよく確認することが重要です。
契約期間中の解約には違約金が発生することもあるため、費用を含めた乗り換えのタイミングを慎重に見極めましょう。
また、MNP予約番号の有効期限や、使用中の端末がSIMロック解除済みか、eSIMに対応しているかなどの確認も必要です。
加えて、通信速度やエリアの対応状況、サポート体制なども事前にチェックしておくと、乗り換え後のトラブルを防げます。
解約金や契約解除料に注意
格安SIMに乗り換える前に、現在の契約がどのような条件であるかを確認することが重要です。
特に、契約期間が残っている場合や、解約時に違約金が発生する場合があります。
契約を途中で解約する場合、その金額を計算に入れて乗り換えのタイミングを考えることをおすすめします。
MNP予約番号の有効期限を確認
MNP(携帯番号ポータビリティ)を利用して番号そのままで乗り換える場合、取得した予約番号の有効期限に注意が必要です。
多くのキャリアでは、予約番号は取得から15日以内に利用しないと無効になってしまいます。
そのため、乗り換えのタイミングを計画的に行うことが求められます。
対応機種の確認
格安SIMには物理SIMとeSIMの2種類がありますが、自分のスマホがどちらのSIMタイプに対応しているかを確認しておく必要があります。
eSIMは開通が早くて手間が少ないですが、対応していない端末の場合、物理SIMを選ぶ必要があります。
また、キャリア独自のSIMロックがかかっている場合、解約後にSIMロック解除を行なわなければならないので注意が必要です。
通信速度やエリアの確認
格安SIMは、大手キャリアと比べて月額料金が安い反面、通信速度が遅かったりエリアが異なったりする場合があります。
事前に自分が利用するエリアで通信状況を確認したり、口コミを参考にしたりすることをおすすめします。
特に、自宅や職場での通信速度が重要な場合は、事前に確認しておきましょう。
サポート体制の確認
格安SIMは、基本的にオンラインでの手続きやサポートが主となります。
対面でのサポートが必要な場合は、提供会社が実店舗を運営しているかなどを事前に確認しておくことが重要です。
特に、初めて格安SIMを利用する方は、店舗サポートがあるかどうかも選択のポイントになるでしょう。
AIチャットなども増えているので、利用方法を知っておくのがおすすめです。
Q&A|格安SIMのよくある質問

- 無制限プランでも速度制限がかかることはありますか?
-
無制限プランを提供している格安SIMでも、一定のデータ使用量を超えると通信速度が制限される場合があります。
この制限は通常、ピーク時や大量のデータ使用後に適用されることが一般的です。
たとえば、mineoでは「パケット放題 Plus」で最大1.5Mbpsの通信が無制限になりますが、3日で10GB以上利用した場合は速度制限の対象になることがあります。
各社の細かな制約条件を事前に確認しておくことが重要です。
- 契約期間の縛りはありますか?
-
現在多くの格安SIMでは、契約期間の縛りが撤廃され、自由に解約できるようになっています。
ただし、一部の格安SIMでは、複数回線をしたり、1年以内の解約をしたりすると、解約料が数千円程度発生する可能性があります。
頻繁に乗り換えをしたい方や、サブ回線を検討している方は、事前に各格安SIMの契約条件をしっかり確認しましょう。
- 速度制限はどのくらい?
-
格安SIMの無制限プランでは、一定のデータ使用量を超えると通信速度が制限されることが一般的です。
速度制限にかかると、SNSやウェブサイトであればある程度見ることができますが、動画などの視聴は難しい場合があります。
また、速度は時間帯によっても変動することがあり、特にお昼時や夜間など、多くの人が利用する時間帯は通信が混み合いやすくなる傾向があります。
- テザリングは利用できますか?
-
テザリングの可否は格安SIMごとに異なりますが、多くのプランで利用可能となっています。
追加料金は基本無しで利用できる場合が多く、仕事など出先でインターネットを使いたい際に重宝するでしょう。
ただし、テザリング利用時も、通常のデータ通信量に含まれるため、大容量のデータ通信を行う際は速度制限やデータ上限に注意が必要です。
- 通話は無制限で利用できますか?
-
通話の無制限利用には、基本的に「通話かけ放題」などのオプションを付ける必要があります。
多くの格安SIMでは、基本通話料22円/30秒が発生することが多いため、電話を頻繁にする際はオプションをつけてください。
通話無制限のオプションは1,000円前後なので、どちらがお得か検討してください。
- eSIMは利用できますか?
-
近年では、多くの格安SIMがeSIMに対応しており、物理SIMカードなしで即日開通できる点が大きなメリットです。
ほとんどが無料でeSIMの発行をできますが、一部数百円程度の手数料がかかる場合があるため注意してください。
また、利用端末がeSIMに対応しているかも確認が必要です。
- データ通信量の繰越は可能ですか?
-
無制限系の格安SIMプランでは、基本的に「データ通信量の繰越」はできないケースがほとんどです。
トッピング型や大容量プランを提供するサービスも、未使用分のデータを翌月に持ち越すことはできないのが一般的です。
そのため、100GB近いデータプランを選んでも、毎月余るようでしたら無駄になってしまうので、自身の使用量をよく理解したうえで、プランを選びましょう。
- 海外での利用は可能ですか?
-
格安SIMでも、国際ローミングに対応しているサービスを選べば、海外でも通信を利用できます。
たとえば、楽天モバイルは、月2GBまで海外66カ国以上で追加料金なしでデータ通信が可能な「海外ローミングサービス」を提供しています。
ただし、基本的に国内向けのプランでは耐押していないので、出張や旅行での利用を想定している方は、国際利用に対応しているSIMを選ぶことが大切です。
- 解約手数料はかかりますか?
-
現在の格安SIM市場では、解約時の手数料がかからないプランが増えています。
しかし、楽天モバイルやahamoでは、短期間での解約や契約実績が不十分な場合に、数千円程度の解除料が請求されることがあります。
特に、複数回線契約や短期利用を繰り返すユーザーは、こうしたペナルティの対象となることもあるため、利用期間と契約条件のバランスを見て選びましょう。
- 格安SIMで5Gは利用できますか?
-
多くの格安SIMサービスでも5G通信に対応しているプランが増えており、楽天モバイルやahamo、povoなどの大手キャリア直系の格安SIMでは、標準対応しています。
ただし、5Gに対応していても、端末自体が非対応であれば接続はできないため、SIMとスマホの両方が5G対応である必要があります。
高速・大容量通信を活用したい方は、対応しているかどうかを確認してください。
まとめ
この記事では、無制限でつかえる格安SIMの選び方と注意点について解説してきました。
毎月のスマホ代を節約しながら、無制限のデータ通信を利用したい方は、上記5社のなかから格安SIMを検討してみてください。