海外旅行におすすめのeSIM5選!選び方から注意点までわかりやすく解説
海外旅行やビジネス出張時に、インターネット接続は必要不可欠です。
今までは空港で海外Wi-Fiをレンタルしたり、SIMカードを購入する必要がありました。
ただし、現在の主流はスマホにダウンロードするだけで使える「海外eSIM」です!
スマホ1台で簡単に世界の大手通信キャリア回線を使えるため、旅行やビジネス出張、長期の留学など、さまざまなシーンにおすすめです。
最短3~5分程で開通できる手軽さと、スマホの設定だけで利用できる便利さが魅力的。
今回は、そんな世界で使える海外eSIMを利用者の評判や口コミを徹底調査して、人気が高いeSIMサービス3つをピックアップして、わかりやすくご紹介します。
選び方から注意点まで解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
eSIMなら日本と同じように世界でスマホが使えて便利すぎる。
- 国内企業が運営する海外eSIM
- 会員登録不要で即利用できる
- 世界170ヵ国で使える
- 国内企業が運営するeSIMアプリ
- 専用アプリで設定が簡単
- 世界200ヵ国で使える
- 海外WiFiで有名な大手企業
- サポート体制が充実
- 世界160ヵ国で使える
海外eSIMの選び方
さまざまな事業者がeSIMを提供していますので、ここではeSIMの選び方について解説します。
eSIMとは?海外で使うメリット
eSIM(Embedded SIM)とは、物理的なSIMカードを使用せずにスマホ内部に組み込まれたデジタルSIMのことです。
QRコードをスマホで読み取るだけで、各国の大手キャリアのネットワークを利用することができる次世代のモバイル通信となります。
海外でeSIMを利用するメリットとして、以下が挙げられます。
- SIMカードが必要ない
今まではどの携帯会社でも、物理型SIMが必須でしたが、eSIMなら必要ありません。 - 購入して即日で利用できる
eSIMを買うとすぐにメール等でQRが届くので、SIMとは違い、発送を待たずにすぐに利用することができます。 - WiFiをレンタルする必要がない
今までは海外旅行するときはレンタルで使えるWiFiが必須でしたが、eSIMなら必要ありません。荷物が減ったり、紛失の心配もなく、低コストで利用できます。
WEBサイト・アプリはどっちがおすすめ?
それぞれメリットは以下を参考にしてください。
- Webサイト:会員登録不要で購入後すぐに利用できる
- 専用アプリ:登録必須ですが頻繁に海外行かれる方は快適
日本企業?それとも海外企業?
基本的にeSIMを利用するさいはサポートが充実してる日本企業がおすすめです。
海外企業の場合、何かトラブルでお問い合わせした際に日本語が不十分だったり、そもそも英語しか受け付けていない場合があります。
そもそも海外企業は返信こないこともザラです。
海外eSIMを利用したユーザーの口コミと評判
アメリカ旅行中にNomad SIMを使いました。特にニューヨークでは通信速度が速く、UberやGoogle Mapsも快適に利用できました。30日間有効なので、途中でとまることなく安心して使えますね。
韓国でNomad SIMを利用しました。特にソウル市内での通信速度が速く、動画のストリーミングもサクサクでした。価格は少し高めですが、信頼性を考えると納得です。
仕事でアジアを頻繁に移動するのでGlocal eSIMを選びました。台湾、韓国、日本で使いましたが、接続が速くてストレスなく使えました。特に出張中にオンラインミーティングを行う際に助かりました。
初めてeSIMを使う際、Airaloを選びました。アプリが直感的で、インストール手順も簡単でした。イタリア旅行で使いましたが、到着後すぐに有効化して、地図アプリをすぐに利用できたのが良かったです。
初めてeSIMを使ったので、口コミが良かったAiraloを選びました。アプリがわかりやすく、カスタマーサポートもすぐに応答してくれて安心感がありました。タイ旅行中に利用しましたが、特に問題なく使えました。
ヨーロッパを6か国周遊するため、Nomad SIMを使いました。一度セットアップすれば国境を越えてもそのまま使えるので、SIMカードを交換する必要がなくとても便利でした。通信速度も安定していて快適でした。
南米旅行でTrifaを利用しました。価格がかなり安くて、コストパフォーマンスは抜群。ただし、山岳地帯や地方では電波が弱いことがありましたので、都市部での利用に向いていると思います。
世界で使える!おすすめの海外eSIM5選
① Nomad SIM:アプリも会員登録も不要で即利用できる
Nomad SIMは、国内はもちろん世界の主要170ヵ国で利用できる日本企業が運営する格安eSIMサービスです。
特に「簡単で手間がかからない」という利便性で旅行者からの支持を集めています。
Nomad SIMの最大の魅力は、アプリや会員登録が不要で、購入後すぐに使える点。
QRコードを読み取りダウンロードするだけで、海外での通信をスムーズに開始できます。
提供元の株式会社Nomad Worksは、東京都中央区銀座に本社を置く日本企業です。
eSIMプランは無制限からデータ容量別など種類豊富で、データが多くなるにつれてお得な価格設定となっています。
データ超過後も、期限内は低速無制限で利用できるのも特徴です。
Nomad SIMの利用可能日数は30日間〜最大180日使えるプランもあるため、短期から長期滞在まで対応しています。
また、QRの読み取りを失敗しても最大10回まで設定のやり直しができるのも魅力的なポイント!
海外旅行や出張でシンプルにサクッと使いたい方や、スマホをあまり詳しくない方にもおすすめです。
会員登録不要ですぐに使える!
世界170ヵ国で利用可能
国内企業による日本語サポート
② trifa:アプリ対応の海外eSIMサービス
2番目に紹介するのは、日本企業が運営するeSIM専用アプリ「trifa」
最大の特長は、アプリ上でデータの購入や使用ができるので面倒な手続きは一切不要。
短期間の旅行や出張、留学などに適しており、料金の柔軟性や使いやすさが評価されています。
提供元の株式会社トリファは、東京都品川区に本社を置く日本企業です。
trifanのeSIMプランは、低容量から無制限まで種類豊富で、自分にあったプランを選ぶことができます。
日本語対応のチャットサポートが365日24時間体制でフル稼働しているので、海外現地で何かあったときも安心なのもポイント。
ただし、現在はiOSの端末でのみ対応で、Androidは非対応となります。
アプリをダウンロード後、登録の手間はありますが、頻繁に海外旅行やビジネスで使う方におすすめの海外eSIMサービスです。
アプリで使える日本企業eSIM
世界200カ国に対応
多種多彩なプランが魅力
③ Glocal eSIM:大手が運営する海外eSIM
3番目に紹介するのは、海外WiFiで有名な日本企業が運営する「Glocal eSIM」
世界160カ国対応で多彩なプランがあり、旅行や出張先がどこであっても、安心して使える信頼性があるのが特長です。
価格は特別安くはありませんが、アプリに頼らないシンプルな操作感と、現地でも日本人スタップのサポートを受けられるので、安心できるのもポイント!
大手なので、海外旅行中に安心して使いたいスマホ初心者の方におすすめの海外eSIMです。
海外WiFiで有名な日本企業
世界160カ国対応
スマホに慣れてない方におすすめ
④ Airalo:200ヵ国対応の海外eSIMアプリ
4番目に紹介するのは、外資企業が運営する海外eSIMサービス「Airalo」
最大の魅力は、世界200カ国対応で多彩なプランがあること。
2019年シンガポール発のスタ―トアップ企業で、世界初のeSIMストアとして、海外をはじめ国内メディアにも、多く取り上げられています。
Airaloを利用するには、専用アプリをスマホにダウンロードし、登録を行う必要があります。
ただ一度登録すれば、アプリ内で購入から設定まで出来るので、海外旅行をよくする方にとてもおすすめのサービスです。
価格はドル表記ですが、サイトやアプリ内は日本語に対応しています。
海外旅行や出張で、時間を効率的に使いながらストレスなくネットを利用したい方に、ぜひおすすめしたいサービスです。
世界200カ国対応
専用アプリが使いやすい
頻繁に海外に行く方に最適
⑤ World eSIM:大手が運営する海外eSIM
最後に紹介するのは、海外Wi-Fiで有名な株式会社ビジョンが運営してる海外eSIMです。
最大の魅力はなんといっても、東証一部上場の日本企業が運営してるため、サポート体制が整っていて安心感があるところ!
株式会社ビジョンは、海外旅行向けのレンタルWiFiサービスである「グローバルWIFi」を提供していて、創業から20年以上、日本の通信事業を牽引してきた老舗企業です。
eSIMを利用するには、会員登録後にプランを選び購入するとQRが発行される仕組みです。
また、日本語対応のカスタマーサポートも365日稼働しており、24時間対応ではありませんが、大企業の信頼できるサポート体制も特徴の1つです。
価格は特別やすくはありませんが、信頼性の高い通信手段を提供してるので、初めて海外旅行する方におすすめの海外eSIMです。
東証一部上場企業の海外eSIM
世界160ヵ国で使える
365日いつでもサポートを受けられる
eSIM購入から利用するまでの流れ
スマホが対応機種か確認する
購入する前に使っているスマホがeSIMに対応している機種か確認してください。
また、SIMロックがかかっている端末は利用できません。
SIMロックさせている場合は、通信会社に連絡して解除してもらいましょう。
eSIMを購入する
WebサイトやアプリからeSIMプランを選び購入します。
QRコードを読み取り設定する
購入後、登録したメールアドレスにQRコードが送られてきます。
発行されたQRコードを印刷、もしくはほかの端末で表示させ、スマホで読み取り登録します。
ネット環境が必須なので、WiFiが整っている渡航前に設定するのがおすすめです。
現地到着後したらeSIM回線に切り替える
現地に到着したら日本で使っていた回線をオフにして、読み取りしたeSIMの回線に切り替えます
機内モードを解除したタイミングで、海外のモバイル回線に繋がり即日で使えるようになります。
日本に帰国後に元の回線に戻す
日本に帰国したら、設定画面から日本の回線に戻します。
切り替え完了したら、eSIMは返却や解約の手続きがいらないので、eSIMはそのまま削除して問題ありません。
eSIMを利用する上で注意すること
eSIM対応のスマホか確認する
eSIMを使う場合、スマホがeSIMに対応してるのか確認する必要があります。
最近のスマホは基本的にeSIM搭載していますが、機種によって使えないことがあります。
またスマホ以外にも、タブレットやPCでもeSIM搭載してる場合は同じく利用可能です。
対応端末の詳細は別記事で紹介していますので、こちらをご参照ください。
「機種 eSIM」と検索すると自分のスマホがeSIMが使えるか確認できます。
SIMロック解除済みか確認する
スマホにSIMロックがかかっていると、eSIMを使用できません。
SIMロックとは特定の通信事業者のSIMのみ利用できるようにするためロックがかかっていることを指します。
2021年9月末以前に購入したスマホはSIMロックがかかっている可能性が高いです。
以下の方法で、SIMロック解除済みなのか確認できますので、参考にしてください。
- iPhoneのSIMロック確認方法
-
- 設定アプリを開いて、一般の項目をタップ
- 一般項目の情報をタップ
- SIMロックの項目から「SIMロックなし」とあれば、SIMロック解除済み
- AndroidのSIMロック確認方法
-
- 設定から一般を開く
- 情報をタップして、ページ中部の「SIMロック欄」を確認
- SIMロック欄に「SIMロックなし」とあれば、SIMロック解除済み
安定した通信環境でQRを読み取る
eSIMの開通手続きにはインターネット環境が必要です。
前述した通り、eSIMを利用するためにはQRコードを読み込んだあと、オンラインでの設定が必須のため、通信環境がないと手続きができません。
旅行先の空港にWi-Fiがあるので、現地で開通手続きを行えますが、空港などのフリーWi-Fiは電波が弱かったり、うまく繋がらない場合があったりと、現地ですぐに使えないと何かと不便です。
自宅で事前に設定したり、出発前に準備しとくのが無難です!
一度スマホに設定したeSIMは他の端末で使えない
スマホに一度登録したeSIMは、他のスマホでは使用できない
SIMカードの場合は、差し替えればどの端末でも使用することができますが、eSIMは端末にSIM情報が書き込まれるので、一度使用したQRコードは他に端末では使えなくなります。
万が一複数人でデータ通信を利用したい場合は、それぞれでeSIMを契約するか、海外対応のいレンタルWi-Fiという手もあります。
レンタルWi-Fiは1人や2人で使う場合は割高ですが、3人以上でシェアして使う場合はeSIMを契約するより安く済みます。
複数人でシェアする場合は、海外Wi-Fiをレンタルする方がお得!
eSIMのよくある質問集
レンタルで使える海外WiFiと何がちがうの?
海外eSIMとレンタルで使える海外ポケットWi-Fiとの違いは、以下の通りです。
01 購入後すぐに使える
02 価格が安価
03 スマホがあればOK
04 返却する必要がない
05 複数人でシェアできる
06 利用には設定が必要
01 レンタルする必要がある
02 価格が割高
03 荷物が増える
04 返却必須
05 複数人でシェアできる
06 電源を入れるだけで使える
海外でもLINEやYouTubeは使えますか?
日本と同じように利用することができます。
ただし、Netflixなど一部のサービスが利用できない可能性があります。
また、ネット規制が厳しい中国などの一部の国では利用できないので、別途VPNサービスを利用する必要があります。
eSIMなら海外に着いてもすぐにLINEが使えます!
QRコードがエラーで読み取れない
QRコードの読み取りに失敗してしまう場合は以下の2点が考えられます。
スマホがeSIMに対応していない
ネットに接続できてない、通信環境が不安定
eSIMサービス提供社によって、失敗しても何回でもQRコードを読み取れますので、上記を確認して再度設定してみてください。
eSIMが使えない場合、今までの傾向的に端末が原因があります。落ち着いて手順を見直してみてください。
いつeSIMを設定すればいいですか?
現地に着いてからももちろん出来ますが、トラブル防止のために事前に設定しとくのがおすすめです。
できれば、出発1週間前ぐらいに行うのがベスト!
eSIMを設定しても、日本にいる限り通信開始はされないので安心してください。
データローミングをオンにしても日本ではネットに繋がりません。
海外初日からeSIMのことで悩みたくないですよね
旅行中にいきなり止まったりしませんか?
最近のeSIMは、購入したデータ容量を使っても、制限がかかりますが低速でインターネットに接続可能です。
さすがにYouTubeなどの動画を閲覧するのは厳しいですが、LINEやSNSを使う分には問題ありません。
どうしても不安な場合は、余分の多くのデータ容量のeSIMプランを購入するのがいいかと思います。
低速になってしまってストレスかかる場合は、費用はかかりますが再度eSIMプランを購入してしまうのが無難です。
アクティベート中から進まない
QRコードを読み取り設定する際に電波状況が不安定な場合、通常は1分もかからずアクティベートが完了しますが、時間がかかってしまうことがあります。
その場合は、少し時間を置いて確認するか、もしくはダウンロードしたeSIMを一度削除して、通信状況が安定してる場所、もしくはWi-Fiに接続して再設定を行なってください。
アクティベートがなかなか完了しない場合は少し時間を置いて確認してみましょう!
海外eSIMのまとめ
世界で使える海外eSIMの選び方から注意点、よくある質問について解説しました。
海外へ行かれる際は上記5つのeSIMサービスから選ぶのがおすすめです!
気をつけていってらっしゃいませ!良い旅になりますように!