ニュージーランドにおすすめの海外eSIM3選!選び方から注意点までわかりやすく解説
ニュージーランドへの旅行やビジネス出張時に、インターネット接続は必要不可欠です。
今までは空港で海外Wi-Fiをレンタルしたり、SIMカードを購入する必要がありました。
ただし、現在の主流はスマホにダウンロードするだけで使える「海外eSIM」です!
スマホ1台で簡単にニュージーランドの大手通信キャリア回線を使えるため、旅行やビジネス出張、長期の留学など、さまざまなシーンにおすすめです。
今回は、そんなニュージーランドで使える海外eSIMを3つピックアップして、わかりやすくご紹介します。
選び方から注意点まで解説していますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
eSIMなら日本と同じようにスマホが使えて便利すぎる。
ニュージーランドにおすすめの海外eSIM3選
① Nomad SIM:アプリも会員登録も不要で即利用できる
Nomad SIMは、ニュージーランドをはじめ世界170ヵ国以上で利用できる格安eSIMサービスです。
特に「簡単で手間がかからない」という利便性で旅行者からの支持を集めています。
提供元の株式会社Nomad Worksは、東京都中央区銀座に本社を置く日本企業。
Nomad SIMの最大の魅力は、アプリや会員登録が不要で、購入後すぐに使えるところ。
QRコードを読み取りダウンロードするだけで、ニュージーランドでの通信をスムーズに開始できます。
ニュージーランドeSIMプランはデータ別に全4種類あり、データが多くなるにつれてお得な価格設定となっています。
通信キャリアは、ニュージーランドで最大手の「SPARK」
日本でいうところのdocomoのような回線です。
データ超過後も、期限内は低速無制限で利用することができます。
さらに切り替え不要で、オーストラリアでもそのまま利用可能です。
Nomad SIMの利用可能日数は最大30日間使えるため、短期から長期滞在まで対応。
また、QRの読み取りを失敗しても最大10回まで設定のやり直しができるのも魅力的なポイント!
ニュージーランド旅行や出張でシンプルにサクッと使いたい方や、スマホをあまり詳しくない方にもおすすめです。
会員登録不要ですぐに使える!
通信回線は大手のSPARK
人気のプランは「5GB/30日」
Nomad SIMの価格表
データ | 日数 | 価格 |
5GB | 30日 | 3,500円 |
10GB | 30日 | 5,500円 |
20GB | 30日 | 8,000円 |
② trifa:アプリ対応の海外eSIMサービス
次に紹介するのは、日本企業が運営する専用eSIMアプリ「trifa」
最大の特長は、アプリ上でデータの購入や使用ができるので面倒な手続きは一切不要。
短期間の旅行や出張、留学などに適しており、料金の柔軟性や使いやすさが評価されています。
提供元の株式会社トリファは、東京都品川区に本社を置く日本企業です。
trifanのeSIMプランは、低容量から無制限まで種類豊富で、自分にあったプランを選ぶことができます。
通信キャリアは、ニュージーランド大手の1つ「Vodafone」
日本でいうところのauのような回線です。データ超過後も低速で利用可能。
日本語対応のチャットサポートが365日24時間体制でフル稼働しているので、海外現地で何かあったときも安心なのもポイント。
ただし、現在はiOSの端末でのみ対応で、Androidは非対応となります。
アプリをダウンロード後、登録の手間はありますが、頻繁に海外旅行やビジネスで使う方におすすめの海外eSIMサービスです。
アプリで使える日本企業eSIM
世界200カ国に対応
人気のプランは「5GB/7日」
trifaの価格表
データ | 日数 | 価格 |
3GB | 3日 | 1,760円 |
5GB | 7日 | 2,720円 |
5GB | 15日 | 3,120円 |
10GB | 31日 | 5,300円 |
30GB | 60日 | 14,340円 |
③ Glocal eSIM:大手が運営する海外eSIM
最後に紹介するのは、海外WiFiで有名な日本企業が運営する「Glocal eSIM」
世界160カ国対応で多彩なプランがあり、旅行や出張先がどこであっても、安心して使える信頼性があるのが特長です。
ニュージーランドのeSIMプランは、日数別に4種類を展開。
データ容量は、1日1GBまで制限なく使うことができます。
データ超過後も低速無制限で利用可能。
また、オーストラリアでもeSIM切り替えずにそのまま使えます。
価格は特別安くはありませんが、アプリに頼らないシンプルな操作感と、ニュージーランド現地でも日本人スタップのサポートを受けられるので、安心できるのもポイント!
ニュージーランドでも安心してネットを使いたい方におすすめの海外eSIMです。
海外WiFiで有名な日本企業
世界160カ国対応
人気のプランは「1日1GB/5日」
Glocal eSIMの価格表
日数 | データ | 価格 |
5日 | 1日1GB | 3,980円 |
7日 | 1日1GB | 4,980円 |
10日 | 1日1GB | 5,480円 |
20日 | 1日1GB | 9,980円 |
eSIM購入から利用するまでの流れ
スマホが対応機種か確認する
購入する前に使っているスマホがeSIMに対応している機種か確認してください。
また、SIMロックがかかっている端末は利用できません。
SIMロックさせている場合は、通信会社に連絡して解除してもらいましょう。
eSIMを購入する
WebサイトやアプリからeSIMプランを選び購入します。
QRコードを読み取り設定する
購入後、登録したメールアドレスにQRコードが送られてきます。
発行されたQRコードを印刷、もしくはほかの端末で表示させ、スマホで読み取り登録します。
ネット環境が必須なので、WiFiが整っている渡航前に設定するのがおすすめです。
現地到着後したらeSIM回線に切り替える
ニュージーランドに到着したら日本で使っていた回線をオフにして、読み取りしたeSIMの回線に切り替えます
機内モードを解除したタイミングで、ニュージーランドのモバイル回線がすぐに使えるようになります。
日本に帰国後に元の回線に戻す
ニュージーランドから日本に帰国したら、設定画面から日本の回線に戻します。
切り替え完了したら、eSIMは返却や解約の手続きがいらないので、eSIMはそのまま削除して問題ありません。
eSIMを利用する上で注意すること
eSIM対応のスマホか確認する
ニュージーランドeSIMを使う場合、スマホがeSIMに対応してるのか確認する必要があります。
最近のスマホは基本的にeSIM搭載していますが、機種によって使えないことがあります。
またスマホ以外にも、タブレットやPCでもeSIM搭載してる場合は同じく利用可能です。
対応端末の詳細は別記事で紹介していますので、こちらをご参照ください。
「機種 eSIM」と検索すると自分のスマホがeSIMが使えるか確認できます。
SIMロック解除済みか確認する
スマホにSIMロックがかかっていると、eSIMを使用できません。
SIMロックとは特定の通信事業者のSIMのみ利用できるようにするためロックがかかっていることを指します。
2021年9月末以前に購入したスマホはSIMロックがかかっている可能性が高いです。
以下の方法で、SIMロック解除済みなのか確認できますので、参考にしてください。
- iPhoneのSIMロック確認方法
-
- 設定アプリを開いて、一般の項目をタップ
- 一般項目の情報をタップ
- SIMロックの項目から「SIMロックなし」とあれば、SIMロック解除済み
- AndroidのSIMロック確認方法
-
- 設定から一般を開く
- 情報をタップして、ページ中部の「SIMロック欄」を確認
- SIMロック欄に「SIMロックなし」とあれば、SIMロック解除済み
安定した通信環境でQRを読み取る
eSIMの開通手続きにはインターネット環境が必要です。
前述した通り、eSIMを利用するためにはQRコードを読み込んだあと、オンラインでの設定が必須のため、通信環境がないと手続きができません。
ニュージーランドの空港にWi-Fiがあるので、現地で開通手続きを行えますが、空港などのフリーWi-Fiは電波が弱かったり、うまく繋がらない場合があったりと、現地ですぐに使えないと何かと不便です。
自宅で事前に設定したり、出発前に準備しとくのが無難です!
一度スマホに設定したeSIMは他の端末で使えない
スマホに一度登録したeSIMは、他のスマホでは使用できません。
SIMカードの場合は、差し替えればどの端末でも使用することができますが、eSIMは端末にSIM情報が書き込まれるので、一度使用したQRコードは他に端末では使えなくなります。
万が一複数人でデータ通信を利用したい場合は、それぞれでeSIMを契約するか、海外対応のいレンタルWi-Fiという手もあります。
レンタルWi-Fiは1人や2人で使う場合は割高ですが、3人以上でシェアして使う場合はeSIMを契約するより安く済みます。
複数人でシェアする場合は、海外Wi-Fiをレンタルする方がお得!
eSIMのよくある質問集
ニュージーランドの通信キャリアは何があるの?
ニュージーランドの回線は、三大キャリアと呼ばれる通信キャリアがあります。
Spark(docomoに近い)
国内最大の通信キャリア。広範囲なカバレッジと安定した通信が魅力で、ニュージーランド全土で利用可能。
Vodafone New Zealand(auに近い)
世界的なVodafoneグループで、特に都市部での高速通信に強い。
2degrees(SoftBankや楽天に近い)
地元密着型の通信キャリアで料金がリーズナブル。若年層やバックパッカーに人気のキャリア。
その中でも「Spark」「Vodafone」の2社の回線がeSIMでよく使われています。
ニュージーランド3泊5日のおすすめのeSIMを教えてください
3泊のニュージーランド旅行なら、4〜5日間使えるeSIMプランが無難です。
データ容量は1日1GB確保で、5GB容量のデータがあれば足りるかと思います。
複数人でシェアする場合は、10GB〜無制限使えるプランがおすすめです!
4〜5日間使えるeSIMプラン
5GB以上のeSIMプラン
レンタルで使える海外WiFiと何がちがうの?
海外eSIMとレンタルで使える海外ポケットWi-Fiとの違いは、以下の通りです。
01 購入後すぐに使える
02 価格が安価
03 スマホがあればOK
04 返却する必要がない
05 複数人でシェアできる
06 利用には設定が必要
01 レンタルする必要がある
02 価格が割高
03 荷物が増える
04 返却必須
05 複数人でシェアできる
06 電源を入れるだけで使える
日本企業にするか、それとも海外企業か
基本的にeSIMを利用するさいはサポートが充実してる日本企業がおすすめです。
海外企業の場合、何かトラブルでお問い合わせした際に日本語が不十分だったり、そもそも英語しか受け付けていない場合があります。
そもそも海外企業は返信こないこともザラです。
ニュージーランドでLINEやYouTubeは使えますか?
日本と同じように利用することができます。
ただし、Netflixなど一部日本向けのサービスが利用できない可能性があります。
eSIMならニュージーランドに着いてすぐにLINEが使えます!
QRコードがエラーで読み取れない
QRコードの読み取りに失敗してしまう場合は以下の2点が考えられます。
スマホがeSIMに対応していない
ネットに接続できてない、通信環境が不安定
eSIMサービス提供社によって、失敗しても何回でもQRコードを読み取れますので、上記を確認して再度設定してみてください。
eSIMが使えない場合、今までの傾向的に端末が原因があります。落ち着いて手順を見直してみてください。
いつeSIMを設定すればいいですか?
ニュージーランドに着いてからももちろん出来ますが、トラブル防止のために事前に設定しとくのがおすすめです。
できれば、出発1週間前ぐらいに行うのがベスト!
eSIMを設定しても、日本にいる限り通信開始はされないので安心してください。
データローミングをオンにしても日本ではネットに繋がりません。
ニュージーランド初日からeSIMのことで悩みたくないですよね。
テザリングでデータ通信を共有して使いたい
通信業者によって、テザリング機能を利用することが可能です。
購入した公式サイトで確認してみてください。
Nomad SIMはテザリングに対応しています。
ニュージーランド旅行中にいきなり止まったりしませんか?
最近のeSIMは、購入したデータ容量を使い切っても制限がかかりますが、低速でインターネットを利用することができます。
YouTubeなどの動画を閲覧するのはさすがに厳しいですが、LINEやSNSを使う分には問題ありません。
どうしても不安な場合は、多くのデータ容量のeSIMプランを購入するのがいいかと思います。
低速になってしまってストレスかかる場合は、費用はかかりますが再度eSIMプランを購入してしまうのが無難です。
ニュージーランドeSIMのまとめ
- 格安でサクッと使いたいなら「Nomad SIM」
- 頻繁に旅行するなら「trifa」
- 大手で安心したい方は「Glocal eSIM」
ニュージーランドで使える海外eSIMの選び方から注意点、よくある質問について解説しました。
ニュージーランドへ行かれる際は上記3つから選ぶのがおすすめです!
それでは、良いニュージーランド旅になりますように!